
人物構成では、髪型とは別に「髪色」も独立した要素として扱っています。
とはいっても、髪型ライブラリのように複雑な条件分岐はなく、今のところは基本的にはカラーパターンを一覧化して、その中から一色を選ぶというシンプルな構成。
ただ、シンプルだからこそ、「AIに似合う色を選ばせない」「黒や茶色だけに寄せない」といった運用ルールは明確にしています。
髪色は髪型とは別にランダム抽選
髪色ライブラリでは、髪型と髪色をセットでは扱わないです。
黒髪だからボブにする、明るいベージュだからロングの巻き髪にする、といった決め方は無し。
顔、髪型、メイク、衣装、体型、年代などとは別に、髪色だけを独立した項目としてランダムに抽選して決めます。
先に決まった人物の雰囲気を見て、「この人なら暗い髪の方が似合いそう」と調整することも無しです。
とにかく独立してランダム抽選。
現在は35色を登録している
現在の髪色ライブラリには、35種類のカラーパターンを登録しています。
黒髪やソフトブラックのような暗髪から、各種ブラウン、アッシュ、グレージュ、ベージュ、赤みブラウン、ピンクブラウン、ブルーブラックなどまで入れています。
かなり明るい色として、ミルクティーベージュ、シャンパンベージュ、ソフトブロンドベージュなども候補に含めています。
一方で、蛍光色のような極端な発色や、白飛びしたプラチナ系、アニメ的な色は、現在の基本ライブラリには入れていません。
あくまで、実在する人物の髪色として成立する範囲を基本にしています。
明るい髪色も抽選対象にする
今回の髪色ライブラリを作るときに意識したのが、暗髪へ寄りすぎない、ということ。
AIに人物全体をまとめて考えさせると、年齢や服装、顔立ちなどから「無難そうな髪色」を選びやすくなります。
上で書いたように、ボブだから黒髪、巻き髪だから茶髪、というよくある組み合わせをAIは選ぶんですよね。いつも同じじゃねーか!って。
そこで、明るいブラウン、ベージュ、ミルクティー、アッシュベージュ、ブロンド寄りの色、ハイキーなカラーも最初から候補として入れています。
あと、年齢が高いから暗髪、落ち着いた服装だから暗髪、といった補正も行いません。

色名だけではなく簡単な定義も付けている
ライブラリには、単純に色名だけを並べているわけではないです。
それぞれの色に、明るさや色味の方向が分かる短い説明を付けています。
「ブルーブラック」なら、単純な青髪ではなく、黒を基調として光の当たった部分に控えめな青みが見える暗髪、といった具合。
色名だけでもある程度は反映されますが、ひと言、どんな色なのかを指示することで、ライブラリのカラーパターンが意図した髪色に反映されるようにしてます。
ブラウン系であれば、黄み、赤み、くすみ、ベージュ感などの違いがあるため、候補名だけではなく、その色をどう表現するかを指示するってこと。
現在は単色ベースで管理している
現行の髪色ライブラリでは、一人につき一つの基本色を選ぶ方式にしています。
自然な光沢や、照明による明暗、根元から毛先へ生じる陰影はあって構いません。
ただし、インナーカラー、ハイライト、メッシュ、グラデーション、ツートンといった複数色構成は、現在の基本ライブラリには入れていません。
まずは「人物の基本的な髪色を一色決める」という部分を安定して扱うことを優先しています。
髪色ライブラリは今後かなり拡張できる
現在は単色だけなので髪色ライブラリそのものはかなりシンプル。
今後、人物構成を細かくしていく過程で髪色はまだかなり拡張できる要素だと思っています。
特に女性の髪色は奥が深いですからねー。根元と毛先で色が違ったりとか。(というか、他の部分のライブラリが細かくて髪色まで手が回ってない…)
要素を拡張する場合は、次のような要素が候補になるかと。
- インナーカラー
- ハイライト
- メッシュ
- グラデーションカラー
- ツートンカラー
- 根元を暗く、毛先を明るくするカラー設計
- 白髪混じりの表現
- 染めていない地毛感の強さ
こうした要素まで一つの「髪色候補」に詰め込むと、候補数が一気に増えてしまいます。
たとえば「アッシュベージュ+インナーカラーあり」と「アッシュベージュ+ハイライトあり」を別の髪色として登録していくと、組み合わせの数が膨らみます。
そのため今後追加する場合は、基本色とは別の軸として管理するか、複数色構成専用のライブラリとして分ける方が扱いやすそうです。
基本色を一つ決めたあと、「追加カラー構造の有無」「種類」「位置」「追加色」といった要素を別に抽選する形も考えられます。
今の髪色ライブラリは完成形というより、今後そうした構造を追加していくための基礎の基礎。まだまだ詰める余地がありまくり。

まとめ
髪色ライブラリは、髪型ライブラリと比べるとかなり単純です。
現在は35種類の基本色を用意し、その中から一色を独立して抽選。
重要なのは、顔、年齢、髪型、メイク、衣装などを見て「似合う色」へ変更しないこと。
そして現段階では単色を基本にしていますが、インナーカラーやハイライト、グラデーションなど、髪色にはまだ多くの分解可能な要素があります。
このあたりも、実際に人物を作りながら必要になったものから少しずつ独立した要素として追加していく予定です。
